2017年09月01日

2017年9月8日(金)の渋谷時流塾、開催のご案内

2017年9月8日(金)の渋谷時流塾、開催のご案内です。

●今月は、最初に、8月上旬、モンゴル旅行し「土地に縛られない」身軽な遊牧の民が、家畜を放牧し、ゲル・円形のフェルト製テント式住居で暮らしている実態を体験してまいりましたので、報告いたします。
 年間雨量500ミリ以下という苛酷な自然条件のもとで、人間が生きていくためにあみだされたきわめて合理的な形、しかし、これは日本人とは対極的な暮らしであり、それらが元大相撲横綱の朝青龍の奔放な言動に影響していることもお伝えします。

●2016年度小売業売上で、ネット通販最大手アマゾンジャパンの売上高が1兆円を突破。国内の小売市場が2年連続で縮小するなか、ネット通販が店舗型小売業のシェアを奪う構図が鮮明になりました。
この状況は小売業が主役交代の時を迎えていることを意味し、時流に適合させた物流で、ヤマトと異なる戦略でアマゾンと取引している「丸和運輸機関」の株価急上昇背景についてお伝えします。

●そのほか例月同様、話題多く展開いたします。

講師  山本紀久雄
会場  ㈱東邦地形社 8階会議室
住所  渋谷区神宮前6-19-3 電話03-3400-1486
     JR渋谷駅東口 宮益坂下交差点から明治通りを原宿方向へ徒歩3分
    渋谷教育学園・渋谷中学高校学校前
日時  9月8日(金) 16:00から18:00
会費  1000円
                             以上

投稿者 Master : 14:38 | コメント (0)

2008年02月21日

2月例会の感想記事のご紹介

 2月の例会は、千葉県・保田漁港にて現地見学研究をおこなってまいりました。
 本研究会の模様を、当日参加されたエコライフコンサルタントの中瀬勝義様が発行されておられる『お江戸船遊び瓦版』60号にてご紹介くださいましたので、ご紹介いたします。

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「海洋観光先進地:保田 ばんや が賑わっています!!」
                     
 日本晴れの中、海洋観光先進地の保田を訪れました。
 保田は、海洋観光立国の先進事例として賑わっている漁港の中で、全国一番の成功例とも見なされています。
 今回は経営ゼミナールが開催した「保田研究ゼミナール(バスツアー)」に参加させていただきました。
 東京駅に集合し、大型観光バスに乗り、アクアラインの海ほたるに立ち寄りました。素晴らしい快晴の中に、日本人のこころの富士山が美しく聳えていました。
 保田に向かうバスの中では、保田に因んだ「金糸雀(かなりや)」を音楽事務所主催者高橋育郎先生の指導で合唱しました。作詞者の西条八十は学生時代から保田
の海を愛し、毎年のように避暑に訪れて、モデルとなった少女に出会って作詞したものです。奇しくもそのモデルの子孫の方が漁業協同組合の専務さんのようです。
 バスは高速道路の開通で1時間半の短時間で到着し、保田漁協「ばんや」やヨットが富士山を背に迎えてくれました。
http://www.awa.or.jp/home/hota-gk/menu.htm
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(左)素晴らしい富士の山 (右)「ばんや」

「海から広がる日本の未来~最後に残された開発:日本の海」

日 時: 平成20年2月18日 11時~13時  
 所 : 鋸南町保田漁業協同組合
主 催: 経営ゼミナール
開 会: 事務局長 金子マサ
挨 拶: 代表 山本紀久雄
漁協報告:「保田漁協における取組み概要」
  出口實専務理事、事務局長
・柴田三喜男組合長、正組合員109、準組合員111人
・漁獲高 3.7億円、2000年をピークに減少ぎみ?
・平成7年 福利厚生施設「ばんや」をオープン 売上高 2300万円
・平成12年 「第2ばんや」を自己資金でオープン 売上高 2.2億円
・平成15年 高濃度炭酸泉「ばんやの湯」をオープン 売上高が6億円と3倍に達する。
・ばんやの波及効果:水産物の高付加価値化、雇用拡大、流通コスト省略、漁業経営の安定化
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(左)「海洋観光立国のすすめ」を手に明戸真弓美講師 (右)保田漁協会議場

講演:「海から広がる日本の未来~最後に残された開発:日本の海」明戸真弓美(地域交流センター) 
・世界的な観光ブームの時代、日本はぐるっと囲まれた海という一番の特徴を全面に押し出すべき。
・海ほど人々を癒す場所はない。海洋開発先進のフランスと保田漁港をモデルに、いかにして日本人が確実に「日本人の心」と「持続可能社会」を取り戻すかが鍵である。
 http://www.jrec.or.jp/
・日本のぐるっと一周の海岸線には3000を越す漁港があり、その活用がキーポイントである。
・それぞれの地域の自然と歴史に応じた、人間的な温もりのある、小さな観光開発が望ましい。
・漁家民泊や地産地消をベースに、そしてなんといっても一番なのは良い思い出、人々の親切です。
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「ばんや」で会食

所感:経営ゼミナールの「現地見学研究会」に参加させて頂いた。素晴らしい快晴に恵まれた。
先進地の保田には毎年全国からたくさんの見学者があるが、日本各地には広がっていないようだ。最も大切なことはリーダーの実行力と言われた。
持続可能社会・明るい平和な・こころ美しい「海洋観光立国」への大きな希望を感じた。
関係各位に感謝したい。
(文責 中瀬)

●『お江戸船遊び瓦版』60号(PDFファイル)
 →こちらからダウンロードしてください


投稿者 lefthand : 14:44 | コメント (0)

2007年12月25日

08年2月例会「観光立国の鍵は海から!」

観光立国の鍵は海から!~保田漁港で新しいバカンスの可能性を探る~

*写真:ハンブルグヨットハーバーにて07年11月撮影
政府は、外国人客1000万人の観光立国を目指して、「観光庁」の新設を決めました。
これは、海外における日本人気のすごさ、従来から認められている茶道や能・歌舞伎などの日本文化に、和食、マンガ、アニメ、武道、温泉、建築などの人気が加わって、海外において日本ブームが展開されていることに着眼した結果です。

海外から多くのお客様を迎えるための新しい開発資源があります。日本に昔から存在しながら、いまだ手付かず、未開拓の観光資源、すなわち海の活用です。日本は海に囲まれています。それなのに海岸は漁港としてしか活用されていません。

しかし、眼をヨーロッパに転じれば、海岸は漁港とヨットマリーナの両者で活用しあっています。海からの産物としての魚介類産業と、スポーツとバカンスを兼ねたマリン産業が発達し、定着し、港から港を巡って旅をつづけています。

現在、日本には3000ヶ所もの港があります。その日本全国の港を、ヨットやボートで移動し、停泊し、気に入ったところで上陸し、その地の名所を訪ねまわるというヨーロッパ形の観光スタイルが定着することになると、外国人客1000万人というレベルではなくなります。
フランスのように自国の人口を超える観光客でにぎわうことになり、その結果、日本は新しい観光立国、付加価値国家として生まれ変わることができるのです。

しかし、この実現には多くの理解者が必要です。
経営ゼミナールでは、この「欧米型港活用ヨットハーバー」の実現に向けて研究会を開催いたします。
その夢の実現モデルケースは、千葉県鋸南町の保田漁港です。保田漁港にはゲストも使用できるゲストバースがあるため、多くのヨットやボートがクルージングで訪れ賑わい、漁協が運営するレストランも賑わう成功モデルであります。

講師は、「海洋観光立国のすすめ」(共著)を昨年出版し、この新しい日本の魅力を実現しようと奮闘している若き女性の明戸真弓美さんです。
経歴:1970年生まれ。大阪市、青森県十和田湖育ち。岩手大学人文社会学部人文社会科学科卒業、東京大学大学院綜合文化研究科修士課程言語情報科学専攻終了。國學院大學大学院経済学研究科博士課程後期経済学専攻2007年3月満期終了。NPO法人地域交流センターにて「日本ぐるっと一周・海交流」など事務局担当。

新しい日本の魅力・価値をつくりあげようとする、明戸さんの夢提案を保田の海で聞き、その実現に皆様の知恵をお借りしたいのです。
加えて、保田漁業協同組合からも、保田漁港の未来構築について熱い想いを発表していただきます。
2008年の経営ゼミナールは、現地、現場、現認をモットーとし、保田漁港へのバスツアーを開催いたします。

2月18日(月)の開催の新しい日本の夢づくり研究ゼミナールに、是非ご参加されますことを期待しております。

開催要領
開催日時:平成20年2月18日(月)9:00~17:00
参加費: 10,000円 (全行程バス利用で、バス代・昼食代込み)コース: 東京駅 ~ アクアライン・館山道~保田港~保田にて例会
     11:00~11:30 保田漁協発表 
     11:30~13:00 明戸氏発表と質疑応答
     13:00~14:30 昼食・休憩
     ~館山道・アクアライン ~ 海ほたるにて休憩 ~東京駅

会 場: 鋸南町の保田漁業協同組合会議室 
千葉県安房郡鋸南町吉浜99-5  電話:0470-55-0528
昼 食: 保田漁協直営のレストラン「ばんや」にて、新鮮な地魚を使った漁師料理をたっぷり味わいます。あまりの新鮮さ、量の多さに驚かないようにしてください。
「ばんや」電話:0470-55-4844
URL:http://www.awa.or.jp/home/hota-gk/menu.htm

お申し込み:平成20年2月12日(火)まで
経営ゼミナール事務局宛て、下記参加申込書又は経営ゼミナールの例会参加申し込みページからお申し込み願います。
定員30名を予定しておりますので、お早めにお申し込みいただきますよう願いいたします。

投稿者 Master : 14:20 | コメント (0)

2007年12月23日

経営ゼミナール12月例会報告

新装になった山形県銀山温泉旅館藤屋にて開催、講師は女将の藤ジニー氏。前日までなかった雪でしたが、当日一面の銀世界が出迎えてくれました。

銀山温泉の女将の会会長であり、数々の政府の委員会のメンバーである藤ジニー氏の発表を聞く。


翌日旅館前で藤ジニー氏を囲んで。
旅館藤屋は、隈研吾氏の設計により、日本の伝統的素材の竹、和紙、ガラスを生かして、外国の方にもも受け入れられるシンプルモダンな和風建築の高級旅館に生まれ変わりました。
「日本人には日本がたりない」という意見も持つ女将、ご自分の体験、経験を生かして「日本」を旅館経営の中に生かしています。

投稿者 Master : 16:35 | コメント (0)

2005年02月06日

2月例会人工知能関連情報

日経の2月5日朝刊に、「がん発見に人工知能」の記事がに掲載されました。
富士写真フィルムと静岡がんセンターが2010年をめどに、専門医がいなくても最先端の医療サービスを実現する人工知能システムを開発・実用化するという内容です。
きょうのことば、として関連記事が3面にあります。簡単に紹介しますと、人工知能とは推論や連想、学習などの機能を持つコンピューター。人工知能は自分で判断し、実行するというのが特徴,で、例えば利用者が質問をすれば人工知能が的確な答えを出してくれる、ということで既に一部では実用化されている。記事では主な製品・サービスの活用例を紹介しています。
2月の講演をしていただく黄社長のピーツウピーエー社は受付業務の代行システムを既に実用化しています。関心のある方は一度同社のHPを開いて人工知能の受付嬢と話して見たらいかがでしょうか。

投稿者 Master : 21:48 | コメント (0)