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2007年12月25日

08年2月例会「観光立国の鍵は海から!」

観光立国の鍵は海から!~保田漁港で新しいバカンスの可能性を探る~

*写真:ハンブルグヨットハーバーにて07年11月撮影
政府は、外国人客1000万人の観光立国を目指して、「観光庁」の新設を決めました。
これは、海外における日本人気のすごさ、従来から認められている茶道や能・歌舞伎などの日本文化に、和食、マンガ、アニメ、武道、温泉、建築などの人気が加わって、海外において日本ブームが展開されていることに着眼した結果です。

海外から多くのお客様を迎えるための新しい開発資源があります。日本に昔から存在しながら、いまだ手付かず、未開拓の観光資源、すなわち海の活用です。日本は海に囲まれています。それなのに海岸は漁港としてしか活用されていません。

しかし、眼をヨーロッパに転じれば、海岸は漁港とヨットマリーナの両者で活用しあっています。海からの産物としての魚介類産業と、スポーツとバカンスを兼ねたマリン産業が発達し、定着し、港から港を巡って旅をつづけています。

現在、日本には3000ヶ所もの港があります。その日本全国の港を、ヨットやボートで移動し、停泊し、気に入ったところで上陸し、その地の名所を訪ねまわるというヨーロッパ形の観光スタイルが定着することになると、外国人客1000万人というレベルではなくなります。
フランスのように自国の人口を超える観光客でにぎわうことになり、その結果、日本は新しい観光立国、付加価値国家として生まれ変わることができるのです。

しかし、この実現には多くの理解者が必要です。
経営ゼミナールでは、この「欧米型港活用ヨットハーバー」の実現に向けて研究会を開催いたします。
その夢の実現モデルケースは、千葉県鋸南町の保田漁港です。保田漁港にはゲストも使用できるゲストバースがあるため、多くのヨットやボートがクルージングで訪れ賑わい、漁協が運営するレストランも賑わう成功モデルであります。

講師は、「海洋観光立国のすすめ」(共著)を昨年出版し、この新しい日本の魅力を実現しようと奮闘している若き女性の明戸真弓美さんです。
経歴:1970年生まれ。大阪市、青森県十和田湖育ち。岩手大学人文社会学部人文社会科学科卒業、東京大学大学院綜合文化研究科修士課程言語情報科学専攻終了。國學院大學大学院経済学研究科博士課程後期経済学専攻2007年3月満期終了。NPO法人地域交流センターにて「日本ぐるっと一周・海交流」など事務局担当。

新しい日本の魅力・価値をつくりあげようとする、明戸さんの夢提案を保田の海で聞き、その実現に皆様の知恵をお借りしたいのです。
加えて、保田漁業協同組合からも、保田漁港の未来構築について熱い想いを発表していただきます。
2008年の経営ゼミナールは、現地、現場、現認をモットーとし、保田漁港へのバスツアーを開催いたします。

2月18日(月)の開催の新しい日本の夢づくり研究ゼミナールに、是非ご参加されますことを期待しております。

開催要領
開催日時:平成20年2月18日(月)9:00~17:00
参加費: 10,000円 (全行程バス利用で、バス代・昼食代込み)コース: 東京駅 ~ アクアライン・館山道~保田港~保田にて例会
     11:00~11:30 保田漁協発表 
     11:30~13:00 明戸氏発表と質疑応答
     13:00~14:30 昼食・休憩
     ~館山道・アクアライン ~ 海ほたるにて休憩 ~東京駅

会 場: 鋸南町の保田漁業協同組合会議室 
千葉県安房郡鋸南町吉浜99-5  電話:0470-55-0528
昼 食: 保田漁協直営のレストラン「ばんや」にて、新鮮な地魚を使った漁師料理をたっぷり味わいます。あまりの新鮮さ、量の多さに驚かないようにしてください。
「ばんや」電話:0470-55-4844
URL:http://www.awa.or.jp/home/hota-gk/menu.htm

お申し込み:平成20年2月12日(火)まで
経営ゼミナール事務局宛て、下記参加申込書又は経営ゼミナールの例会参加申し込みページからお申し込み願います。
定員30名を予定しておりますので、お早めにお申し込みいただきますよう願いいたします。

投稿者 Master : 2007年12月25日 14:20

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