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2010年11月22日

2010年12月「感謝の懇親会」開催のご案内

2010年12月「感謝の懇親会」開催のご案内

 経営ゼミナールは上田正臣氏が創設し、故城野宏氏の脳力開発に基づく実践経営道場として進めてまいりまして、現在は上田正臣氏の意を受け山本紀久雄が代表を務め、既に367回という定例会を数え、経営者勉強会としては日本で有数の歴史を誇る存在となっております。

 また、その開催も当初から現在まで変わらないスタイルを踏襲しており、この大変化社会の中では稀なる事例ではないかと自負しております。

しかし、人間には年齢というものがあり、ひとつの区切りも必要でございまして、この12月で代表の山本紀久雄は70歳になりますので、経営ゼミナール代表の自己定年制を適用いたしたく、創設者の上田正臣氏と、第一回のゼミナールからの正会員・村松喜平氏に予てよりご相談いたしまして、2011年から毎月開催から不定期開催へと変更させていただきたく思っております。

来年からはテーマを選び、機会を改めて開催するという方法に変更いたしたく思っておりますので、皆様のご理解を賜りたくお願い申し上げる次第でございます

つきましては12月例会は「感謝の懇親会」といたしまして、今までに経営ゼミナール開催にご協力・ご参加・ご関係の方々に、永きにわたって定例会開催を続けられたことへの御礼を申し上げたく、以下の懇親会に皆様をご招待させていただきたくご案内申し上げます。

是非共、ご都合をご検討されご出席を賜りますことをお願い申し上げる次第でございます。

感謝懇親会 
開催日と時間 12月20日(月)18:30から20:30
会場     東京銀行協会ビル内 銀行倶楽部 4階3号会議室
        千代田区丸の内1‐3‐1 Tel:03‐5252‐3791
        東京駅丸の内北口より徒歩5分(皇居和田倉門前)
   アクセス:http://www.kaikan.co.jp/bankersclub/access/access.htm

投稿者 Master : 14:30 | コメント (0)

2010年11例会の実施結果

2010年11例会の実施結果

11月は15日(月)に、嘉悦大学教授 高橋洋一氏をお迎えし、銀行会館で開催いたしました。

テーマは「 日本の財政・金融政策 」でしたが、高橋洋一氏は講演の出だしにおいて、現状の菅内閣政治における矛盾点と、事業仕分け実施の構造的問題点などについて、ご自身が内閣府で活躍した経験から説き起こされましたが、なるほどと思う内容ばかりでした。

また、今の日本経済の最大の課題は「デフレ」であり、この解決が最も重要で、そのためには金融政策を思いきって変化させることが必要であるとの持論を展開されました。

さらに、名目成長が4%を達成すれば、消費税アップも必要なく財政再建が可能ということについても、シンプルに分かりやすく平易な言葉で解説され、これまたなるほどと思った次第です。

高橋洋一氏のような経験豊富で数学的頭脳から発する経済アプローチ、これを何故に日本の政治家は活用しないのか。そのことへの疑問が湧いた11月の例会であり、さすがに「小泉・竹中改革」の司令塔として、様々な改革を実現し、2007年には国民の富「霞が関の埋蔵金」の存在を暴露し、一躍脚光を浴びた論客であると再認識した次第であります。

説得力ある講演を展開されました高橋洋一氏と、ご熱心なディスカッションにご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。

11月経営ゼミナール定例会は、367回に渡る定例会の最後を飾るにふさわしい内容であったと思います。

投稿者 Master : 14:26 | コメント (0)

2010年11月20日

フランスに学ぶブランド化戦略(後)

環境×文化×経済 山本紀久雄
2010年11月20日 フランスに学ぶブランド化戦略(後)

パリ農業祭の牡蠣審査会場に入る

前号ではパリ農業祭で、牡蠣審査会場に入ったところまでお伝えしました。このように農業祭の審査の様子をお伝えするのは、今まで誰も行っておらず、日本初のことからです。何故なら、日本では同様全国レベルの生産物審査会が存在していないからです。

さて、審査室に入って全体を見回しますと、牡蠣は17テーブルが審査席で、15のカテゴリーに分けています。

その区分けはブルターニュ地方の牡蠣は5カテゴリー、ノルマンディー地方は2カテゴリー、ロワール地方は2カテゴリー、ポワトゥー・シャラント地方は3カテゴリー、アキテーヌ地方(アルカッション)、地中海地方牡蠣、平牡蠣(フランス産の牡蠣・生産数は少ない)の15カテゴリーです。

全部を全般的に見るのは、返って審査実態がわかりにくいので、一つに絞ろうと14カテゴリーの地中海地方牡蠣テーブルに的を絞り、ここには四人の審査員がいて、そこの回りに立ちました。ここに絞った理由は、地中海の海が瀬戸内に近いと思ったわけです。但し海域の広さが全然違っていますが、何となく瀬戸内播磨灘が浮かぶからです。

10時になり最初は、白いガウン姿の若い女性が、最初の牡蠣を皿に盛って運んできました。数は12個。殻を開けられているものが6個、殻つきが6個。いずれも養殖業者自慢の牡蠣です。どこにも名前は書いてなく、誰のものか分からないようになっています。

実際の審査項目

いよいよ審査が始まりました。審査項目は以下のとおりで、各人に用紙が配られます。用紙には6項目のチェック内容が書かれていました。
① 殻の外見 ②身の見た目 ③匂い ④味 ⑤後味 ⑥貝の内側面

この項目について、それぞれ次の5ランク評価を行っていくのです。
① 不十分 ②並み ③良 ④上等 ⑤優秀

これが終わった後、全体的な点数評価をつけます。1から20点まで。最後にコメントを書き入れるのですが、これを6皿ごとに行うのであるから、大変な手間です。

四人がそれぞれ開けられた牡蠣を手に取り、また、開けられていない牡蠣をナイフで剥き、それぞれの方法で見極めを始めました。

実際の審査方法

殻の上下、蝶番の位置、この蝶番のバランスで自然ものか三倍体牡蠣かが分かるようです。三倍体牡蠣とは人口交配でそだてたもので、日本では殆ど見かけません。

さらに匂いをかぐため鼻に持っていく。開いている牡蠣の中身を手で触って弾力性を確認する。フォークで中身をすくって身の状態を確認し、貝柱の位置を見るなどします。

次に食べてみる。口の中に広がる味わいを確認するかのように噛みしめる。次に食べた殻の中側を手で触り、肌触りと色具合を見ます。

つまり、わずか10センチにも満たない牡蠣一つひとつに、これだけ慎重に四人が確認し、その結果をお互いに発言し合うのです。

例えば、これは野性的だ、自然な形がよい、味が強そうだ、色がよい、ヨウ度が強い、地中海らしい、牡蠣殻の独特の文様が濃い薄い、肉付きがよい、厚みがある、匂いが全くしない、これは腐っているので危ない、殻のところに穴があいて海水が入って死んでいるのだ、後味が良い等、全部は書ききれませんが、とにかく真面目に真剣に一つずつ確認し、それを表現しつつ、かつ、お互いの見解を確かめあい、それを審査表に書き込み、さらに、各人が持参した別のメモ用紙にも記録用として書いておきます。審査表は事務局に提出してしまうので、別用紙に記録しておかないと自分の見解がわからなくなるからです。

各テーブルを見回すと、男性が多いが女性も必ず各テーブルに一人か二人います。こういうところからもフランス社会を垣間見ることができます。女性の社会進出が進んでいるのだと思います。

最後に評価が決まる

このような牡蠣の審査、それを6皿続けるのです。途中で口にするのはミネラルウォーターとパンだけ。ひと皿に20分から25分掛けています。終わったのが12時少し前。約二時間要したわけです。

さすがに集中し、続けて6皿、つまり72個の牡蠣を四人で審査していると、審査員としての意見が概ね一致していくようです。

良いものと、そうでないものが明確になってくるのです。勿論、ここに出てくる牡蠣なのだから、地元では優れているものばかりですが、この場所で同時間帯に同一基準で審査すると優劣ははっきりしてきます。

6皿全部が終わった後、次はまとめに入ります。一人一人が金賞に値する皿の番号を述べ、その評価点を合計すると75点、二番目に運ばれてきた皿の牡蠣が、このテーブルでの金賞となりました。五番目の皿が73点で銀賞、これを全員で確認し審査は無事終了しました。

終ってホッとした審査員のところに、事務局の女性が、審査用紙を回収しながら、白ワインを一本置いていきます。なかなか気がきくなぁと全員で「お疲れ様」と乾杯して終了しました。

審査の結果は、数日後、コンクール物品ごとに会場に張り出されます。コンクールメダルは金、銀、銅の三つで、牡蠣部門は15のカテゴリーごとに与えられるのです。

審査会を経験してみて

以上が、農業祭での「牡蠣審査会」の様子です。このパリ農業祭には、ここ五年ほど毎年視察しています。今までは、一般参加者として会場内を歩き回るのみでした。

 今回、初めて農業祭運営の大きな柱である審査会の裏方を視察したわけですが、コンクールの結果は、該当品の評価として高く認識され、その地のブランドとして育成させ、定着させていくシステム、これがフランスを世界第一の観光客数にさせている源泉ではないかと認識した次第です。

 つまり、地域の産物を競い合って、レベルを高めあい、その結果としてコンテスト入賞品はその土地の自慢物として、自信をもって推奨物としていく。

 自分の土地からはこのような素晴らしい産物が生まれるのだ。だから、皆さん来てください。国が認めてメダルをくれたブランド品だから美味しいですよ、と自慢し、訪れる観光客に語りかけるのです。語りかけられた観光客は「そうですか。メダル品ですか。それで美味しいのか。お土産にしょう」ということで買い求め、自宅に戻ってお土産として配る際に、産地で聞いたブランド評価の内容を口にし、聞く方も国が公式に認定しているコンテストの入賞品だから、成程と頷くのです。

 これが150年近く、毎年繰り返されているのです。今では世界の関係者に知れ渡り、私のように毎年農業祭を見回って、その後フランス各地を回った時、その地の産物に入賞メダルがかかっていると「おめでとう」とそれを飲み食べることになっていきます。

 観光地の育成には、ハコモノづくりだけに執着するのでなく、著名人の訪問等のイベント的PRだけに特化するのでなく、専門性をもった日常的な相互研鑽交流活動、これは農業祭のような国主催のコンテストを意味しますが、これらがミックスした「総合観光力」が必要なのです。それを地道に150年近く続けているのがフランスの強みで、ここに世界一の観光客数維持の秘密があると判断したわけです。

日本はどうなのか

日本にこのような全国的な物品・産物が一堂に会したコンクールはありません。各地方、各県、各市町村で開催する事例は多くあるでしょうが、政府主催で全国区のものはなく、これはフランス以外の国でも同様と思います。

 日本は、現在「観光大国」を目指そうとしているわけで、その方向は正しく妥当ですが、そのためには日本の各地の観光地と、各地方の産物が世界で認識されることが重要だろうと思います。

 そのための仕組みつくりの一つとして、今回の農業祭審査会の実態を日本の関係者に参考にさせアドバイス願いたいと、2010年10月のパリで農業祭コンクール事務局長のフース氏に会い伝えたところ、日本における同じようなコンクールの実現にぜひ力をお貸ししたい、という力強い協力の申し出がありました。

日本の観光関連部門に所属している方、この申し出を真剣に検討されたい。ご希望の方から連絡を乞う。以上。

投稿者 Master : 04:56 | コメント (0)

2010年11月06日

2010年11月5日 フランスに学ぶブランド化戦略(前)

環境×文化×経済 山本紀久雄
2010年11月5日 フランスに学ぶブランド化戦略(前)

童謡歌唱コンクール

 まず、山岡鉄舟研究会のメンバー高橋育郎氏の活躍を報告いたします。 
11月3日、五反田の「ゆうぽうと」で開催された「全国童謡歌唱コンクール・大人部門」でグランプリを受賞したのは愛知県豊田市の宮内麻里さんで、歌は高橋育郎氏作詞の「大きな木はいいな」でした。

高橋氏は著名な作詞家です。偶々10月の鉄舟会例会で「何故に童謡はグローバル化がなされないのか」というテーマで、縷々お話が展開され、その際に今回のコンクールの事も紹介されましたので、会場に伺ったのです。

 折角行ったのですから、舞台から三列目でじっくり童謡を楽しみましたが、グランプリの宮西さんが歌い終わった時「この人が獲得するだろう」と直感しました。

 その理由は、歌い始める前の紹介で「新しい歌詞を探していたところ『大きな木がいいな』に出会い、自分の心に深く入ってきた」とあり、彼女と歌詞の一体化が会場内に大きい波となって流れ、場内の拍手も一番多かったと感じたからです。

 この日の模様は11月28日(日)BS朝日で15時から放送されますので、ご関心ある方は是非ご覧いただきたいと思います。

 しかし、これだけの規模でコンクールを展開している日本の童謡が、世界では無名に近いということに驚きます。童謡を素晴らしい日本ブランドとして磨くべきでしょう。

日本磨きをすべき

さて、本題にはいりますが、先日、フランス人のジャーナリストから慰めとも、アドバイスともとれる忠告を受けました。
「フランスは昔からずっと低成長経済で失業率も高い。この実態に国民は慣れ親しんでいる。日本人はここ20年ばかり低迷しているが、そのうち慣れるよ。そんなことを気にするより、もっと日本磨きに邁進した方がよいと思うよ」と。

この発言にいたく共感しました。というのも、私は70年代から毎年しばしばフランスを訪れていますが、日本が高度経済成長を示した時代は「日本は蟻のように侵略してくる」と当時の仏首相が発言したように、日本の経済進出が欧州で強く警戒されていました。

だが、バブル崩壊後は、経済面と逆比例するかのように、日本文化・観光面での人気がじわじわと高まってきました。冒頭のフランス人ジャーナリストの発言は、その特長をもっと伸ばし、深める方策を検討した方がよいというアドバイスと理解をしたからです。

日本人気体験

日本人気を海外でしばしば実際に体験します。先月、フランス南部トウルーズ市郊外の中華レストランでの昼食時、中年夫婦がこちらのテーブルに来て「日本人ですか。日本旅行から戻ったところだ。素晴らしかった。もう一度直ぐに日本に行きたい」と絶賛の嵐。私はただただ笑顔で「メルシー」と頷くだけでした。

また、ジャンヌダルクが火あぶり死刑なったところで有名な、ノルマンディー地方・ルーアン市郊外の村、そこの公民館で開かれた「香水愛好家の集い」に出たところ、ここでも中年の夫婦から「日本人か。四カ月前に日本中をバスで回った。皆よかったが、特に高山は気にいった」と褒め称えられ、面目をほどこした次第です。このように外国で日本人気を直接聞くことが多々あります。

フランスは不便・不潔な国だが世界一の観光客数

ところで、フランスは失業率が高く、ストライキも多く、今回も年金支給年齢二歳延長法案に反対して全国的なストライキが発生し、交通手段が遮断された上に、タクシーも石油精製工場ストでガソリン不足のため稼働台数が少ない等、移動には大変困り、ようやく動いたTGV一等車の四人席は前の人と靴が触れるほどの狭さ、さらにトウルーズ市内はゴミの山であったように、決して快適・便利とは言えず、加えて、パリの街路にはいつも犬の糞が散乱して不潔、しかし、それでもこの国は世界一の観光客を集めています。

具体的実数では7,930万人(2008年)と断トツで、二位のアメリカを2,000万人程度離しています。対する日本は、フランス人から褒められても観光客が全く少ない。どうしてなのか。もしかしたら世界遺産の数の違いか、それとも他に理由があるのか。

世界遺産の数は関係なし

世界遺産の数はイタリアがトップで44か所(2009年)、33カ所のフランスより11か所も多いのですが、観光客数は第五位の4,273万人(2008年)ですから、フランスの約半分の実績に過ぎないのです。ということは世界遺産という優れた観光地があっても、必ずしも観光客数に結びつかないということであり、逆にいえば、世界遺産以外の根本的な集客要因がフランスにはあるはずと考えるのが妥当と思います。

文化・観光ブランドづくりが強さの秘訣

それは何か。結論的に言えば「文化・観光ブランドづくり」の巧みさではないかと思います。一国の強さを経済力とか、軍事力とか、科学力というようなことで評価する事例が多くみられますが、フランスはこれらと別次元の「ブランド力育成に優れている」というところにあるのではないかと実感します。

つまり、自然や街・歴史景観と各地で産出される物品をシステム化し、マッチングさせ、観光文化国家像を鮮明化させる政策がフランスの得意技なのです。

日本が観光大国になるためには、そのところを観光政策部門や観光地・産地が学び参考にし、国家としての仕組みづくりに取り入れていく必要があり大事だと思いますが、このブランド力構築の仕組みの一端を確認できる機会をこの春に得ました。

ブランド力構築の仕組みの一端を確認

それは、今年3月に開催されたパリインターナショナル農業祭(通称:農業祭)の運営事務局から、牡蠣部門の審査に参加するよう招待され、実際の審査実態をつぶさに見ることができたことから気づいたのですが、今回はその様子をお伝えすることで、フランスのブランド作り仕組みの一端を解明したいと思います。

農業祭とは

さて、この農業祭、パリ市民にとっては、春の代表的な楽しみ大イベントですが、日本人にとっては全く馴染みがありません。

そこで、まず、最初にパリインターナショナル農業祭の概要をお伝えします。
フランスでは、18世紀に発足した農業振興会による家畜コンクールに発端、1870年にパリで公式に全国農業コンクールとしたのが始まりで140年の歴史があり、現在、農産業関連ではフランス最大のイベントになっています。

また、各種のコンクールも動物のみから各地の特産物に拡大発展し、国の食品農業水産省管理下における公式コンクールとして、その公平さによって賞の価値が高く認識され、金賞・銀賞・銅賞は名誉として、該当品目のブランド価値評価となっています。

今年の農業祭

2010年の農業祭には、フランス22地方、海外県、及び17カ国が参加し、品評される生産物は、ワイン15000種、その他様々な生産物4000種で、開催9日間での入場者数は65万人、サルコジ大統領も訪れるフランスの重要戦略コンクールになっています。

審査会場に入る

牡蠣審査は農業祭の開催初日に実施され、当日の朝、9時半過ぎに審査する部屋に案内され、入り口で一人ひとり名札を確認の上入ります。部外者は立ち入り禁止です。ここで審査され金賞・銀賞をとれるかは、今年一年間の営業に大きく影響するからで、それだけここの品評会は歴史と伝統と権威があるのです。

この会場で審査されるのは、牡蠣と鱒等の燻製魚、それとポモーと呼ばれるブルターニュやノルマンディー地方で作られる食前酒です。牡蠣の審査会場の白い布で覆われたテーブルには、既に水とパンが人数分置かれ、各テーブルに番号が書かれ、審査員は出席名簿にサインします。

以上は、今年の9月に出版した「世界の牡蠣事情」第一章「パリ国際農業見本市」の内容です。日本の観光大国化という視点からご紹介しました。11月20日号に続く。以上。

投稿者 Master : 06:20 | コメント (0)

2010年11月03日

月刊ベルダ誌に世界の牡蠣事情が紹介される

月刊ベルダ誌2010年11月号新刊書評欄で「世界の牡蠣事情」が掲載されました。

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投稿者 Master : 08:38 | コメント (0)