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2010年06月25日
2010年7月例会ご案内
7月の例会は7月12日(月)に日本女子大学非常勤講師の
佃為成(つくだ ためしげ)氏をお迎えし、銀行倶楽部で開催いたします。
テーマは
「予知」であります。
佃為成氏は元東京大学地震研究所准教授であられ、研究分野は「地震学」「地震予知論」の専門家です。
佃氏は「予知」という言葉が誤解されていると主張します。
例えば、地震の分野において予知するというと、ナマズが暴れたとか犬が吠えたとか、何かカンとか超常現象的なことなどと混同して扱われているが、予知とはそういうものではなく、ある事象において、何らかの「サイン」が発せられているのをキャッチし、そこに「考える」ことを加えて成り立つのが「予知」なのです。
ですから、地震でいえば、地下から発する地震の前兆現象、すなわち地下からのサインをキャッチし、それを過去のデータや経験と照合し、これから起こることを前もって知ること、これが予知なのです。
今の時代は「不安」がキーワードになって、これが日本や世界全体を覆っています。
この「不安」に対する対策の第一は、物事で「不意打ち」をくわない事です。予測していない事件・問題が、不意に、突然に襲いかかるという事が、人に対して最も怖がらせ気持ちを不安にさせます。
ですから、日頃から事前の「予知」行動という事に目配り配慮が大事です。
つまり、この「予知」とは、人生の生き方にも適用できるものであると思います。
このように主張される佃為成氏のご発表にご期待賜りたいと思います。
(佃為成氏プロフィール)
熊本家出身 東京大学理学部卒 同大学院博士課程中退 京都大学防災研究所助手 東京大学地震研究所准教授後 現在 日本女子大学非常勤講師
著書「大地震の前兆と予知」(朝日新聞社)「地震予知の最新科学」(ソフトバンククリエイティブ社)他多数
開催日時 2010年7月12日(月)18:00~20:30
18:00 集合(食事を用意しています)
18:15 山本から時流解説
18:30 佃為成氏の発表と質疑応答
20:30 終了
テーマ 「予知」
発表者 日本女子大学非常勤講師の佃為成氏
場所 東京銀行協会ビル内 銀行倶楽部 4階3号会議室
千代田区丸の内1‐3‐1 Tel:03‐5252‐3791
東京駅丸の内北口より徒歩5分(皇居和田倉門前)
アクセス:http://www.kaikan.co.jp/bankersclub/access/access.htm
会費 オブザーバー参加の方は、当日会費として1万円をご用意ください。
お問い合わせ
出欠ご連絡先:(有)山本
メール:info@keiei-semi.jp
電 話:048‐824‐4859
FAX:048‐824-4833
Ⅲ.2010年9月開催のご案内
8月は夏休みです。
9月は4月にアイスランド火山噴火の影響で来日できなかった、フランスのジャーナリスト「リオネル・クローゾン」氏をお迎えし、9月13日(月)に銀行会館にて開催いたします。
テーマは「日本の観光大国化への道筋」を予定しております。
リオネル・クローゾン氏は来日経験数多く、日本の文化と歴史に詳しく、フランスにおける日本文化・観光研究第一人者であり、同氏と直接語り合うことができる機会は、滅多にない貴重なチャンスと思います。
日本を観光大国にしたい、観光地に多くの客を誘引したい、欧米人の日本の観光地に対する期待と見解を知りたい等の方々に、リオネル氏から多くのサゼェスチョンが得られると思います。
【リオネル・クローゾン氏 Lionel Croosonプロフィール】
アジア、特に日本を専門とするフリージャーナリスト。
現在、フランスのミシュラン社「グリーンガイド」、アシェット社「ブルーガイド」の編集に携わっている。
これまでに「旅の手帖」に四国の村、またフランスの雑誌に日本の食文化を紹介するなど、バラエティーに富んだ内容で日本を世界に紹介している。
また、フランスの雑誌「生命と科学ノート」に「日本の海底に埋もれて」と題し、沖縄・与那国島の海底遺跡を紹介している。
さらに、日本の歴史にも詳しく、「歴史の随想 16世紀〜サン・トロペの侍たち」、これは仙台藩の支倉常長らの使節団がローマに渡航中、フランスのサン・トロペに漂着したときのエピソード。その他、著作多数。
Ⅳ.本ご案内の送付物リスト
1.7月例会のご案内(この用紙)
2.例会出欠連絡書
Ⅴ.YAMAMOTOレターの御案内
1. 2010年6月5日 ギリシャ問題
http://www.keiei-semi.jp/blog/archives/2010/06/post_291.html#more
2. 2010年6月20日 ユーロ安の円高をどう考えるか
http://www.keiei-semi.jp/blog/archives/2010/06/post_292.html#more
以上
投稿者 Master : 2010年06月25日 04:15