« 2010年5月例会の実施結果 | メイン | 2010年6月5日 ギリシャ問題 »
2010年06月01日
2010年7月開催のご案内
7月の例会は7月12日(月)に日本女子大学非常勤講師の
佃為成(つくだ ためしげ)氏をお迎えし、銀行倶楽部で開催いたします。
テーマは
「予知」であります。
佃為成氏は東京大学地震研究所准教授であられ、研究分野は「地震学」「地震予知論」の専門家です。
佃氏は「予知」という言葉が誤解されていると主張します。
例えば、地震の分野において予知するというと、ナマズが暴れたとか犬が吠えたとか、何かカンとか超常現象的なことなどと混同して扱われているが、予知とはそういうものではなく、ある事象において、何らかの「サイン」が発せられているのをキャッチし、そこに「考える」ことを加えて成り立つのが「予知」なのです。
ですから、地震でいえば、地下から発する地震の前兆現象、すなわち地下からのサインをキャッチし、それを過去のデータや経験と照合し、これから起こることを前もって知ること、これが予知なのです。
また、この「予知」はさらに人生の生き方にも適用できるものであるとも主張される佃為成氏のご発表にご期待賜りたいと思います。
(佃為成氏プロフィール)
熊本家出身 東京大学理学部卒 同大学院博士課程中退 京都大学防災研究所助手 東京大学地震研究所准教授後 現在 日本女子大学非常勤講師
投稿者 Master : 2010年06月01日 08:42