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2009年12月02日

2010年度経営ゼミナール正会員ご入会のお願い

2010年度経営ゼミナール正会員ご入会のお願い

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2010年度の正会員を募集いたします。

経営ゼミナールは、故城野宏先生が唱導した「脳力開発」を企業経営に実践すべく、上田正臣が創設いたしました。
この度、城野先生の最後の著作『諸葛孔明の戦略と戦術…三国志にみる、人の読み方・使い方』が、城野夫人のご厚意で再編集復刊されました。

早速、熟読しましたが、城野先生が常に指摘しておられ、よく指導を受けました「戦略に基づき、戦術を縦横無尽に展開する」ことの重要さが、随所に語られており、戦略に基づかない行動は、ロスばかり多く、今の大変化の時代には、時間経過とともに、問題を傷深くさせていくこと指摘しています。改めて、現在の環境下での戦略・戦術の使い分けを考えさせられました。
本をご希望の方にはお貸しいたします。

今の日本の最大の問題点は、過去20年間、日本経済がゼロ成長ということです。我々が毎日汗水流して動き回った結果が「成果なし」という診断を時間軸が示しているのです。
考えてみれば恐ろしいことです。「こうすればよくなる」と考え実行したことの成果が表れない。どこかが、何かが、大きく外れているとしか思えません。加えて、デフレが再び激しくなってきて、経営環境は一段と厳しくなっています。
政府のマクロ経済対策や、日銀の金融政策だけで、このゼロ成長とデフレ実態解決は難しいでしょう。なぜなら、経済実体が示す背後には、歴史的な峠ともいうべき根本的な大変化が横たわっていると思われるからです。つまり、今の日本と世界は、大きな歴史的転換期にあたっているのですから、従来路線の延長・継続では、この大難局を乗り越えることはできないと考えます。
今こそ、城野先生が指摘した「国家戦略の構築」と、企業の「新時代に対応した戦略構築」が喫緊の課題であり、戦略を明確化したうえで、それを達成するための戦術展開を計画化する、ということが本当に求められています。

一方、世の中には素晴らしい企業が存在しています。この苦しい経済環境下にあっても、着実に成長している経営体が各地に存在しています。昨年も、そのすぐれた企業をいくつか訪問し、実態をお聞きしまして、これらの企業に共通していたことは、明確な戦略のもとに、それに従った緻密な計画と実践行動が進められていることでした。

2010年度も、難しい時代であるからこそ、その難しさを活かして成長している企業と、新機軸へ果敢に挑戦している経営体を訪問すること、さらに、時代を読み解くヒントを示唆する人材による講演によって経営ゼミナールを展開してまいります。
皆様の2010年度の経営ゼミナール正会員へのご参加をお待ちしております。

>>>正会員募集要項はこちら

投稿者 lefthand : 2009年12月02日 22:51

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