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2009年11月10日

私たちはこれからどうしたらいいんですか?

経営ゼミナール号外
「私たちはこれからどうしたらいいんですか?」

温泉の二次会で

ある中堅企業の温泉バス旅行に参加しました。僅かな参加費ですが、至れり尽くせりでした。宴会も華やかで、二次会のカラオケルームでも盛り上がった中、この企業の専務と話していると部長が割り込んできました。ちょうど「時代の変化」について話していたところで、以下は専務と部長の会話です。

「時代変化が急だ。いかにこれに対応するかが最大課題だ」と専務。
「そうです。ですから今こそ地道に地域密着が大事なのです」と部長。
「いや、そうじゃないだろう。社員意識改革が先だ」
「そう言ったって、簡単に切り替えられませんよ」
「古い頭の社員は採りかえるしかないぞ」
「そんな・・・」
この企業の幹部間では、これからの戦略と戦術について、社内でも、社外でも、温泉に来てまでも、侃々諤々なのです。

シドニーで

先月訪れたシドニー、5年前にドライバーしてくれたM君、2年前にJTBを辞め、シドニー市のバス運転手になり、優秀・模範運転手として時刻表の表紙に顔写真が掲示されるほどになりました。
一方、JTBは今年の9月にシドニーから撤退しまして、M君の元同僚たちはリストラになりました。
5年前にいろいろアドバイスしたことの結果の行動が、市営バスへの転職だと、お礼を述べたいとホテルに挨拶に来てくれました。

COEDOビールに出合う

シドニーではJETRO主催の「ファイン・フード・オーストラリア」に行きましたが、そこでの一番人気は、11月25日に経営ゼミナール例会で訪問することになっている「COEDOビール」でした。
地元産の金時サツマイモでビールをつくって、それをじっくり育ててきた結果が、シドニー食品展で注目を浴びたのです。
川越のお土産の一つにすぎなかった地ビールが、今や世界に伸びようとしています。


(クリックで拡大します)

戦略に基づく戦術の成功事例

多分、この「COEDOビール」、株式会社協同商事の戦略・戦術が当たったのだと思います。
市バス運転手に転職したM君も、時代の中で生きるための戦略・戦術展開を成功させたから、収入も安定し、自宅も購入、結婚して先月男の子が生まれ、嬉しそうに写真見せてくれました。

「私たちはこれからどうしたらいいんですか?」
多くの企業、個人がこれからの方向性について悩んでいます。
その打開方向をつかむ重要な一つの方策は、他社・他者の事例から、自社・自分を見つめ直すことでしよう。
そのために、11月25日「COEDOビール」、株式会社協同商事の朝霧重治社長から、戦略・戦術をお聞きしたいと思っています。

皆様のご参加お待ちしています。

『川越・さつまいもビール見学例会』詳細はこちら

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投稿者 lefthand : 2009年11月10日 22:07

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