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2009年05月10日

2009年5月例会へのお誘い

【日時】2009年5月18日(月)
【場所】東京銀行協会ビル内 銀行倶楽部 4階3号会議室
【テーマと発表者】
テーマ 丸の内再開発から見る大都市街づくりの方向性
発表者 三菱地所 都市計画事業室 副室長 遊佐謙太郎氏
    大國道夫・都市・建築総合研究所
                代表取締役 大國道夫氏

フランス人が来日し素晴らしいとほぼ全員がほめる新幹線は、東京駅を起点に、東海道、東北、上信越と全国につながっていますが、こういう駅は世界的にめずらしく、多くの外国人がその効率化に驚きます。

また、東京駅から宮殿南車寄までの約1.8キロメートルを、儀装馬車が走るのを時折見かけますが、これは新任外国特命全権大使による、宮中で信任状を天皇陛下に捧呈する信任状捧呈式に臨む場面で、新任大使のほぼ全員が皇室馬車で送迎されることを望みます。
このように馬車で送迎しているのは世界的に見てもめずらしく、送迎用の儀装馬車は,二頭曳き座馭式(ざぎょしき)と呼ばれ,そのほとんどが明治の終わりから昭和の初めに製造されたもので,美術品的価値も有しています。
reikai_photo_090518.jpg

だが、ここで忘れてはならないのは、 この美術品的馬車列と周りの丸の内界隈の景観に違和感がないことです。
つまり、丸の内地区の再開発は、伝等美に輝く皇居と、素晴らしい効率化の東京駅、この両者に配慮して、長いスパンでの検討と計画作りを進め、その実現がようやく実りの秋に向い、日本の玄関東京駅から皇居までの美しさを完成させようとしているのが今です。
5月の経営ゼミナールは、この丸の内再開発を実際に手がけられている
●三菱地所 都市計画事業室 副室長 遊佐謙太郎氏
から概要をお伺いします。
さらに、世界の都市には、必ずその都市が持つ背景・性格が存在しています。ですから、丸の内再開発も同様で、東京都がもつ背景・性格があって進められていますが、これを世界の他都市と比較分析した概要を
●大國道夫・都市・建築総合研究所 代表取締役 大國道夫氏
からお伺いします。

2016年オリンピック招致は、東京、シカゴ、マドリード、リオデジャネイロの4大都市の争いになっているタイミングに、東京の中心である丸の内周辺の変化について認識することは意義あることと思います。皆さんのご参加をお待ちしています。

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投稿者 lefthand : 2009年05月10日 11:16

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