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2008年07月29日
7月例会の感想
経営ゼミナール第342回例会が行われましたので、ご報告いたします。
7月の講師は、千葉商科大学商経学部教授・中澤興起氏にお話しいただきました。
今回のお話は、子どもに新しい「学ぶ」カタチを提供する「キッズビジネスタウンいちかわ」についてご紹介いただきました。
キッズビジネスタウンいちかわは、簡単にいうと子どもたちに就労体験をしてもらうイベントです。もう少し詳しく申しますと、「みんなで協力しながら働き、遊び、学ぶことによって街を作り、体験をとおしてビジネスや社会の仕組みを学習する」教育プログラムです。
そのプログラムの仕組みやその成果などを、具体的な数字などを交えながらご説明いただきました。
6回目を迎えた今年は、子どもだけで2,700名の入場者を数えたそうです。保護者などを勘案すると5,000名はくだらなかっただろうとのこと。もはや処理できる人数ギリギリなのだそうです。キッザニアより早く始められたこのプログラムは、新しい教育の形として時代を捉えているように思いました。
実際に子どもたちが活動しているビデオも上映し、子どもたちのいきいきした表情を見るにつけ、子どもがこんな溌剌とした顔をする教育現場がほかにあるのだろうかと考えさせられました。
質疑応答も、現在の日本の教育現場に対する様々な質問などが寄せられ、活発な意見交換となりました。
山本紀久雄氏によるまとめをもって、会を終了いたしました。
中澤先生、お忙しいところ誠にありがとうございました。
ご参加の皆様もありがとうございました。
8月は夏休みです。
また9月にお会いしましょう。
(田中達也・記)
投稿者 lefthand : 2008年07月29日 06:56