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2005年06月12日

経営ゼミナール山本代表が鳴子温泉にて講演


2005年6月8日、日本対北朝鮮のワールドサッカー大会本大会出場を賭けた試合があった、ちょうどその時間帯に、宮城県鳴子温泉「鳴子ツーリズム研究会」主催の勉強会で、経営ゼミナール代表の山本紀久雄が「温泉の未来戦略」というテーマで講演し、講演後も日本対北朝鮮の試合に負けずに熱いディスカッションを地元の方と行ってまいりました。
講演の内容は「これからの温泉地は個としての旅館・ホテルの努力だけでなく、地域としての方向性・戦略を確立すること」であり、ご参加の方から強い賛意を受けたわけですが、その実現には厳しい実態があることも事実で、その問題点もディスカッションいたしました。
この日は河北新報の記者や地元ラジオ局のアナンサーも参加し、県会議員、市会議員の方も入って温泉の未来戦略を語り合いました。

 翌日の9日の朝8時30分から9時30分まで、タイミングよくNHKが鳴子特集番組で、女優の河上麻衣子が紹介役で放映されました。これを見ていますと鳴子温泉地域の魅力がたくさんあり、それをNHKが一時間も取り上げたというところに、鳴子温泉地域に対する評価があると思い、それを世界中の人々に十分に伝えていない現状に対して、NHKが激励しているのではないかと思ったほどでした。

 この後、車で鳴子温泉の鬼首地区に行きまして、地獄谷と日本一の間欠泉を見ました。静かな山間の川渕から温泉が自然湧出している姿、それがここ鳴子温泉にあります。無理に地下を掘り起こして温泉を汲み上げなくても、鳴子温泉地域には多くの源泉が自然湧出している。これが日本の温泉の原点と感じまして、これらの自然湧出源泉を活用している実態を、「日本の文化」として世界に伝えることが必要と強く感じた鳴子温泉での講演でした。

投稿者 Master : 2005年06月12日 17:07

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