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2005年05月29日

これからも不動産は日本経済の基盤として存在し続けるのか

6月20日(月)に開催の6月例会では、不動産鑑定士の村松喜平氏をお招きして、5月のマンション問題に続いて、不動産問題をテーマに開催いたします。

不動産とは何か
不動産(土地)は、大自然の創造物であり、今我々が接する都市、町、農地などは人類が大自然に働きかけて加工した人工物です。
ミクロ問題として「不動産の掘り出し物の探し方」や「ワンルームマンション投資の落とし穴」、「地価はどうなるか」、「マンション供給過剰時代」などは週刊誌的な興味の対象ですが、これらを解明するには、過去の歴史とその歴史の延長戦上に作られた現在ある不動産のあり姿が、一つの示唆を与えてくれます。

不動産の売買の際に動くものは、お金と人であり、不動産は動きません。また不動産の価格は、金融政策によって大きく左右されるものでもあります。

不動産に関しての知識をレクチャー
不動産について、マクロとミクロから仔細に分析して、出席者の皆様に不動産に関する一般的知識にお役立ちする内容を発表いたします。
村松氏から学ぶポイントは「これからも不動産は日本経済の基盤として存在し続けるのか」という、基本的な命題についてレクチャーを受けることでもあります。
また、村松喜平氏は、最近「貸地借地のトラブル解決ハンドブック」という本を出版されました。難しい問題をマンガの解説をいれて大変分かりやすく書かれていますので、この内容についてもご紹介いただきます

6月の具体的内容:
1. 地価の推移と将来予測
2. マンション市場と未来予測
3. 不動産投資の変遷と現状
4. 不動産業の分類と実態
1) 不動産業(宅地建物取引業)は、ガソリンスタンドの2倍以上。
2) 日本の不動産業は三井・三菱・住友ではない。
3) 不動産業は95%が零細企業である。

講師略歴
昭和32年 早稲田大学第二法学部卒業

不動産鑑定士、元東京地方裁判所鑑定委員、同民事調停委員(民事22部)
著書
「不動産仲介業ここが急所集」自由国民社刊
「固定資産税の闘い」(ペンネーム瑞穂新)碧天社刊


1.日時 平成17年6月20日(月)
6時集合(食事を用意しています)
6時15分より山本紀久雄代表の時流講話
経営ゼミナ−ルは6時半開始8時半終了予定
     
2.場所 東京銀行協会ビル内 銀行倶楽部 4階3号会議室
千代田区丸の内1−3−1 ℡/03−5252−3791
東京駅丸の内北口より徒歩5分(皇居和田倉門前)

3.テーマと講師
「不動産と不動産業の変遷」
不動産鑑定士
村松 喜平氏


* 会費  オブザーバー参加の方は、当日会費として1万円をご用意下さい。
* お問い合わせ 
出欠:㈱ボスコ内 経営ゼミナール事務局 神山(03−3498−4200)まで
その他は金子(ぬりえ美術館内(03−3892−5391)まで

投稿者 Master : 2005年05月29日 22:43

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