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2005年03月29日

第305回例会は大変面白かったです!

第305回例会は大変面白かったです!

3月22開催の経営ゼミナールは、株式会社ピエールファーブルジャポン代表取締役社長 富岡順一氏から「なぜフランスがブランド国家になりえたのか 食文化が創り上げたフランスのブランド力」の発表をいただき、ご出席の方多数で活発なディスカッションが行われました。
その富岡順一氏の発表内容につきまして、ミュウインターナショナル有限会社竹内冨美江社長より、以下の感想が寄せられましたので、ご紹介いたします。

■昨日は、大変に面白かったです!

●「食文化からフランスプレステイジブランドを読み解く」考察に、世界中を食い倒れて歩いている女(笑)は大いに共感しました。

●非常に単純な事実ですが『人間の身体は食べ物でできている』を意外に大勢の人が忘れているのです!食べることは生命そのもの!

●また、調理方法にも大きな違いがあります。
「フォン=スープ・ソース」に代表されるフランスの「煮る」は、調理にじっくり時間を掛けることの出来る方法です。平穏な環境で、安心しておいしい料理を作ることを試みることが出来るということです。
アメリカ・イギリスの「焼く」は、敵が急に攻めて来る状況下では、おちおち料理も作れないから、短時間で食材を調理をする方法です。

●それと、言語の歴史や言語の特徴からの見方もあります。
知り合いの翻訳者は「日、仏、英をどちらからどちらへでも」の人ですが「関係代名詞が幾つも幾つもぶら下がっている複雑で難解なフランス語は、17世紀にはすでに完成していたのだから、それを日常的に使っているフランス人は、当然、その思考形態や思考回路も難解で複雑なのである」と言っています。なるほど(!)です。
彼は「英語は比較的新しい言語でまだ発展途上?」と言っています。

投稿者 Master : 2005年03月29日 10:01

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