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2005年01月18日

常識を変えた1月例会

1月例会は経済アナリストの北川広廸氏による「銀行再編成・どうなる2005年の金融情勢」でした。北川氏が毎月掲載されている『月刊ベルタ』の掲載記事を引用して、詳細にぶな席結果を報告してくれました。結果はアッと驚くものでした。

そのアッと驚く内容は、今までの常識と異なる見解であったからです。それは、メガバンクのなかで東京三菱銀行が最も優良で信用があると、世間一般が認識しているのですが、それがどうも雲行きが怪しくなったのです。2004年9月期中間決算数字からそれがはっきりと読み取れるのです。
また、出席した銀行関係者や格付け機関の幹部もその事実を認める発言が相次ぎました。
ということは、知らない間に銀行間の中で変化がおきているという事実です。銀行は個別に決算発表していますが、その個別の情報はマスコミで報道されます。しかし、その個別情報を横に並べて比較するということは行わないのです。比較してみれば一目瞭然です。優勝劣敗の潮目が2004年の9月期中間決算だったのです。三菱東京銀行が「負け組み」となった事実、それを判明してくれた一月の例会でした。例会の詳細は経営ゼミナ−ルの記録(会員のみ閲覧可能)で確認願います。

投稿者 Master : 2005年01月18日 09:37

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