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2010年02月24日

2010年2月例会報告

経営ゼミナール2月例会報告
『資産防衛術講座 先手を打って事業と財産を守れ!!』
中央総合事務所 代表 清水 洋氏

2月の経営ゼミナール例会が行われましたのでご報告申し上げます。
今回は、皆さんの会社や個人の資産をどう守るかということについて、清水洋氏にお話を伺いました。
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清水氏の発表のポイントは、今の時代は「常識」が変わっているのだということです。常識が変わったということを知ること、そして、新しい常識に自分の頭を切り換えることが重要であるのです。
常識とは、日本においては法律を指します。それは、日本が法治国家であるからです。今までの常識では叶わなかったことが、法律の改正によって可能になりました。このことを指して、常識が変わったと、清水氏は述べているのです。
法律の改正は、具体的には債務から企業や個人を救い、事業などに再チャレンジできることを可能にしています。
従来、債務超過に陥った企業や返済できないほどの負債を抱えた個人は、破産することが通常の方法でした。これが、法的手続きを行うことによって負債部分を切り離し、ノウハウや優良事業など健全な部門を残して再スタートを切るという常識に変化したのです。
このことを知識として知っておくことは大変重要なことです。時代の変化の一例を正しく捉えておくことは、その先の行動変化に多大な影響を及ぼします。
先日、年間の自殺者が12年連続で3万人を超えたとの報道がありました(日本経済新聞、2010.1.26)。警察庁のまとめによると、その原因として経済問題が二番目に多い(23%)という結果も分かっています。清水氏の発表内容を知ると知らぬとでは大きな違いがあるどころか、命に関わる問題に至る可能性もあることを思うと、知ることの重要性を痛感せずにはいられません。
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清水 洋氏

清水氏の講演は、本年度内にもう1回、秋ごろ行う予定です。
ひとりでも多くの皆様に、知ることの意義を実感していただきたいと願っています。
次回の清水氏の講演も、ご期待ください。

(事務局 田中達也・記)

投稿者 lefthand : 2010年02月24日 22:51

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