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2009年02月25日

2009年3月例会のご案内

経営ゼミナール2009年3月定例会(349回)ご案内

3月の例会は、3月16日(月)に開催します。
発表者に、ギリシャご出身のカライスコス・アントニオス氏をお迎えします。

reikai090316_antonios.JPG

アントニオス氏より、ご発表の内容についてコメントをいただきました。

『私は2006年に文部省の国費留学生として日本に参りました。日本で特に強く感じたのは、日本人の方が持っているギリシャのイメージは、神話などで有名な「古代ギリシャ」と、2004年のオリンピックが開催された「EU加盟国たる現代のギリシャ」とが混在しているということです。
 これらの2つの側面を持ち合わせるギリシャは、厳しい歴史の経緯をもって現在に至っており、苦しい時代を乗り越えて今日の発展を迎えることができたのです。そのため、一見すると矛盾しているこの2つの側面は、実は、深く関連しているのです。
 また、ワインやオリーブオイルなどの産物というと、日本人の方はフランスやイタリアなどを連想しがちですが、ギリシャにもとても優れた製品があります。ただ、ギリシャという国のブランド構築の問題のため、まだまだ人々の認識が薄いのです。このブランド構築を完成させ、EUおよび日本を含むその他の国々と共存する方向性を見出すことこそが、ギリシャにとって最も大きな将来の課題の1つではないかと思っております。
 3年近く日本に住んでみて、ギリシャ人から見た日本についての考察も交えながら、以上の事柄やEU及びギリシャが受けた金融危機などを中心としてお話をさせて頂きたいと思います。』

3月例会にご期待ください。

1.日時 2009年3月16日(月)
     午後 6:00 集合(食事を用意しています)
        6:15 山本代表の時流報告
        6:30 カライスコス・アントニオス氏発表・
             ディスカッション
        8:30 終了

2.場所 東京銀行協会ビル内 銀行倶楽部 4階3号会議室
     千代田区丸の内1-3-1 Tel:03-5252-3791
     東京駅丸の内北口より徒歩5分(皇居和田倉門前)
  アクセス:http://www.kaikan.co.jp/bankersclub/access/access.htm

3.テーマと発表者
テーマ「EUと日本との関係 -ギリシャが日本に期待するものとは-」
発表者 カライスコス・アントニオス氏

(講師プロフィール)
カライスコス・アントニオス氏
1980年生まれ。
2005年アテネ大学法学研究科修士課程修了。
2004年10月、アテネ弁護士会に弁護士として登録
2006年11月より駐日ギリシャ大使館公式通訳・翻訳者
2007年4月より早稲田大学法学部助手
母国語と同等の日本語能力試験1級のほか、英語は教師資格を持ち、ドイツ語とフランス語もこなす有能な人物です。

* 会費 オブザーバー参加の方は、当日会費として1万円をご用意下さい。
* 問い合わせ 
  出欠:編集工房 代表 田中達也 
  電 話:03−6806−6510
  FAX:03−5811−7357

お申し込みはこちら

投稿者 lefthand : 2009年02月25日 11:25

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