« 2008年12月20日 気持を不景気にしない | メイン | 2009年1月例会のご案内 »

2008年12月25日

2009年2月例会の予告

2月例会は2月16日(月)です。
講師に、ギリシャご出身のカライスコス・アントニオス氏をお迎えします。
テーマは「EUと日本との関係 -ギリシャが日本に期待するものとは-」です。

ギリシャはヨーロッパである、というイメージが一般的ですが、実際の立地条件はバルカン半島の突端で、回りは近東地域(Near East)のバルカン諸国、トルコ、シリア、エジプトなど旧オスマン帝国に囲まれています。
しかし、ギリシャはEUに2001年1月に参加し、ユーロ貨幣を流通させているようにヨーロッパです。
また、ギリシャはアテネ五輪の効果により観光客が増大、中国経済の活況による海運業界の好況、高い個人消費を背景として高い経済成長率を維持してきましたが、今回の金融危機によってEUは大打撃を受け、それはギリシャにも深刻な影響を及ぼしています。
その意味で、ギリシャを知ることはEU全体を把握することに通じます。
2月16日(月)のカライスコス・アントニオス氏にご期待ください。

(講師プロフィール)
1980年生まれ。
2005年アテネ大学法学研究科修士課程修了。
2004年10月、アテネ弁護士会に弁護士として登録
2006年11月より駐日ギリシャ大使館公式通訳・翻訳者
2007年4月より早稲田大学法学部助手
母国語と同等の日本語能力試験1級のほか、英語は教師資格を持ち、ドイツ語とフランス語もこなす有能な人物です。

photo_antonios.jpg

投稿者 lefthand : 2008年12月25日 00:22

コメント