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2008年12月01日

2009年度正会員へご継続・ご入会のお願い

2009年度正会員へご継続・ご入会のお願い

今回の金融危機は世界全体に改革・変化を促しています。

1.まずはアメリカですが、アメリカは今までのレバレッジ的ビジネスモデルを変えざるをえないと思います。インベストメントバンクがレバレッジで大傷を負い、個人消費もサブプライムローンというレバレッジ的投資で低迷化、国も世界中からお金を還流させていたレバレッジシステムが壊れたのです。結局、過去の成功体験が金融危機を発生させたのですから、全体のビジネスモデル再構築が課題でしょう。

2.次は世界全体ですが、11月の金融サミットに20カ国が参加したということは、アメリカの経済的地位の劣化であり、これからは多数国によって世界経済が運営され、主導権を争う多様な駆け引きが展開されていくという意味であり、それを予測していたように映画「レッドクリフ」(三国志)がヒットしていることに唸らされます。

3.最後は日本ですが、円高は国内金融資産の価値を相対的に上昇させます。このタイミングに世界中から日本にお金を還流させ、日本が勝ち組になる仕組みが構築できるか。その一点に日本経済の行方がかかっています。

ということで2009年は、一瞬たりとて世界の状況変化から眼が離せません。眼を離すと一瞬にして変化に対応できなくなり、負け組になる可能性が高いと思います。
今年の経営ゼミナールはこの視点から、国内外から様々な立場の論客を招き、国内の勝ち組企業の現場視察などを、例年に増して推進してまいります。

皆様が経営ゼミナールの正会員になられますことをお待ちしております。

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投稿者 lefthand : 2008年12月01日 21:50

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