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2006年04月28日

5月例会のご案内

経営ゼミナール2006年5月定例会(318回)ご案内

〜 時代の最先端の心を学ぶ 〜

5月の経営ゼミナールは、「時代の最先端の心を学ぶ」例会として、14日(日)〜15日(月)にかけまして1泊2日で開催をいたします。
発表者には、NPO法人家族のこころのケアを支援する会理事長・斎藤利郎氏をお招きいたします。今回は斎藤氏より、現代人が抱える心の病の実態と同時に、最新のカウンセリング事情から見えてくる企業の姿を発表していただきます。

4月21日付の日本経済新聞に、厚生労働省が労働者のメンタルヘルス(心の健康)対策として、企業に職場の実態把握や研修制度の整備などを求めた新たな指針を企業に求めていくことを決定したという記事が掲載されました。
この中で、企業の現状として、約8割の企業が心に問題を抱える労働者が最近5年間で増えたと回答し、約7割がメンタルヘルスの問題は生産性を低下させると回答したそうです。企業内においても、メンタルヘルスの問題は深刻な社会問題となりつつあるといえます。企業において、心の健康は今まであまり取り沙汰されない特殊なものでしたが、現代においては誰もがその火種を抱える新たな社会病とでもいえるのではないでしょうか。
今回の例会は、現代人の心の問題を理解し、社会として、企業としてどう対応していくべきかを考えてみたいと思います。そこから、これからの企業のあるべき姿が見えてくるのではないでしょうか。

発表いただくのは、NPO法人 家族のこころのケアを支援する会 理事長・斎藤利郎氏です。斎藤氏は心理カウンセラーとして心の病を持つ方々のカウンセリングに従事されるかたわら、武蔵野大学で教鞭をとられ(昨年70歳定年で退職)、他方ではこれまで数多くの企業研修を手がけ、社員の対人関係訓練を行ってこられました。今回は斎藤氏より、現代のサラリーマンが抱える心の病の実態をお聞きすると同時に、最新のカウンセリング事情から見えてくる企業の姿を伺おうと思います。

会場は、東鳴子温泉の老舗旅館「旅館大沼」様にご協力を賜りました。
東鳴子温泉は昔ながらの「湯治場」として、現在もそのスタイルを維持する数少ない温泉のひとつです。古代より人々の心身の傷を癒してきた質・量ともに豊かな温泉が特長です。現代の最先端の心の問題とそこから見えてくる企業の姿を学ぶにはピッタリの場所です。

東鳴子温泉は山あいの緑豊かな地にひっそりとたたずむ、静かな温泉町です。時は5月。新緑の季節。春の訪れを待ちわびた木々が、背伸びするように天に向かって瑞々しい葉を力一杯広げていることでしょう。少し早めにお出かけになり、大沼様の別荘「母里(もり)の館」付近の自然を愛で、緑に囲まれた極上の貸切露天風呂「母里の湯」に入って日ごろの疲れを「放電」されてはいかがですか?

また、湯守の大沼伸治様は、宮城県知事より依頼され県の発展のために会談し助言を行ったり、全国各地から講演の依頼が舞い込んだりと、温泉業界では最先端の有名人です。先月もヨーロッパに温泉の視察に出かけられ、世界から見た日本の温泉という広い視野からの温泉文化をつくりあげていこうとされている大変情熱的な方でもあります。大沼様の温泉の未来へのビジョンも大いに学びたいと思います。

今回の例会は日曜日開催とさせていただきます。東鳴子温泉は交通の便がよいため、翌日月曜日の早朝に帰京していただければ午前9時30分には東京駅に到着いたします。
月曜日のお仕事に支障をきたさぬようお帰りいただくことが可能です。
また、今回は宿泊例会ということで、特別会費とさせていただきます。会費は旅館大沼様のご厚意で破格の会費でご提供させていただくことができました。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。

日 時:2006年5月14日(日)〜15日(月)一泊二日

場 所:東鳴子温泉「旅館大沼」 http://www.ohnuma.co.jp
    宮城県大崎市鳴子温泉赤湯34 TEL 0229-83-3052
    JR陸羽東線「鳴子御殿湯」駅より徒歩5分
テーマと講師:「時代の最先端の心を学ぶ」
       NPO法人家族のこころのケアを支援する会 理事長 斎藤利郎氏
講師プロフィール:
斎藤 利郎(サイトウ トシロウ)
(1935年(昭和10)8月21日 生まれ)
1960年(昭和35)3月、日本大学文学部卒業。
Lutheran School of Theology at Chicago(教育学修士)。
トシ家族療法研究所所長、NPO法人 家族のこころのケアを支援する会理事長。シニア・ピア・カウンセラー養成講座講師、船橋市福祉サービス公社のシニア・ピア傾聴ボランティア員養成講座講師等を務める。日本大学臨床セミナー講師。家族・個人カウンセリング。
※著書
「教えるってどんなこと」聖文舎
「教育カウンセリングと家族システムズ」現代書林
「心の危機をとらえる20講」(共著)学陽書房
「境界例とおもわれる登校拒否児をもつ家族へのシステム論的家族療法の経験」家族心理学研究第7巻 第1号
「心理療法におけるコントラクトの概念と適用」武蔵野女子大学紀要他
「ピア・カウンセリング_高齢者ピア・カウンセラー養成の試み」現代書林
スケジュール:
14日(日)
15:00  「旅館大沼」集合・チェックイン
      ※添付の時刻表をご参照ください。
       ※到着後は温泉に入られるなど一息入れてください。
15:50  会場集合
16:00〜 例会開始 会場:旅館大沼別荘「母里乃館」
      ・山本紀久雄代表の時流講話
      ・斎藤利郎氏の発表
17:45  例会終了
18:00〜 懇親会 会場:土風里(どっぷり)
      構造改革特区により自家製ドブロクが飲める農家レストラン。
      古い農家を移築・改装した、懐かしくて新しいステキなレストランです。
      ※地元の温泉関係者の方々との交流も兼ねます
20:00  懇親会終了予定
      宿泊
※翌15日は自由行動です。
会 費:※旅館大沼様のご厚意により、破格の会費でご参加いただけます。
    正会員       3,000円(一泊二食、懇親会費込み)交通費別
    オブザーバー会員 13,000円(一泊二食、懇親会費込み)交通費別

交通のご案内

【5月14日(日)往きの電車一例】※15:00に到着できる電車です。
□東北新幹線(やまびこ51号)
東京(11:36)→上野(11:42)→大宮(12:02)→仙台(13:32)→古川(13:56)
□<乗り換え>JR陸羽東線(新庄行)
→古川(14:11)→鳴子御殿湯(14:52)

【5月15日(月)帰りの電車一例】※朝一番で帰京できる電車です。
□JR陸羽東線(小牟田行)
鳴子御殿湯(6:14)→古川(6:55)
□<乗り換え>東北新幹線(やまびこ42号)
古川(7:05)→仙台(7:20)→大宮(9:02)→上野(9:22)東京(9:28)

5月の案内チラシをダウンロードできます。
5月案内チラシ(ここをクリック)
5月案内・交通案内(ここをクリック)

お問い合わせ 
  出 欠:編集工房 田中達也 TEL 048-229-2122 FAX 048-473-7293
  その他:ぬりえ美術館内 金子マサ TEL 03-3892-5391
当日緊急のご連絡先
 田中達也 携帯 090-4899-5973

投稿者 lefthand : 2006年04月28日 09:00

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