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2006年06月30日

丸の内時流塾7月例会のご案内

現代に生きる武士道

7月の内時流塾は、7月24日(月)に開催いたします。
 
7月は、合気道を通じて武士道の実践者でありますNPO法人 日本合気道協会  副会長でいらっしゃいます二見健吉氏をお招きして、「現代に生きる武士道」を発表していただきます。
 

 新渡戸稲造が英文で『武士道』を書いたのは、明治30年代、日本が日清戦争に勝ち、日本人が増長しかけたことに対し、外国人が警戒をしたので、日本人という人種の紹介のために書いたものですが、その頃日本は、下記のような状況であり、新渡戸稲造の武士道を受けて、武士道ブームが起こり、福沢諭吉『痩せ我慢の記』、山岡鉄舟の「武士道」などが発行されました。
1894(明治27)
   日清戦争
1899(明治32)
   新渡戸稲造『武士道』を書く
1900(明治33)
   新渡戸稲造『武士道』発行
   内村鑑三「聖書之研究」創刊
1901(明治34)
   福沢諭吉『痩せ我慢の記』発行 (明治24年に書かれたもの)
1902(明治35)
   山岡鉄舟の『武士道』(亡くなる1年前の明治22年に口述筆記したもの)
   「日英同盟」
1905(明治38)
   日露戦争終結
1908(明治41)
   新渡戸稲造『武士道』邦訳発行

そして100年がすぎて、新世紀の声とともに武士道が再びクローズアップされてきました。藤原正彦氏の「国家の品格」においても、論理よりも情緒、英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神と武士道を勧めています。
 
毎日嫌な事件、変な事件が多く起こっておりますが、日本人というものが変節をしてきているのではないかと言われています。
そこで、武士道精神を懐かしく思い、武士道がヒットしているという背景があるのではないでしょうか。

36年のサラリーマン生活と大学以来合気道を両立しながら、「国づくり 人づくり」をミッションとしている月刊「春風」主幹をされ、一人三役をこなしてきた二見健吉氏。
武士道とは、「知行合一」して始めて、真価を発揮すると説く二見健吉氏より、実践に基づいた、「現代に生きる武士道」をお話いただきます。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

講師略歴
 NPO法人 日本合気道協会 副会長
 「日本の心」を伝える 月刊誌「春風」主幹
 春風会 平塚スポーツ合気道教室 代表 
 
■詳細:丸の内時流塾 http://www.keiei-semi.jp/ziryu/
■お申し込み:HPのトップページにあります「例会参加申し込み」http://www.keiei-semi.jp/ziryu_reikai.htm から、 又はFAX にて、連絡先
(お名前、会社名、住所、電話番号)を明記の上、編集工房 田中まで、お申し込み願います。
FAX:048-473-7293

■日 時:2006年7月24日(月)16:00~17:30
■場 所:東京銀行協会ビル内 銀行倶楽部 4階3号室 
     千代田区丸の内1-3-1(皇居和田蔵門前)
     TEL:03-5252-3791
内 容:「現代に生きる武士道」
    NPO法人 日本合気道協会 副会長 二見健吉氏
■参加費:3,000円
*尚、同日時の18時半から開催される経営ゼミナール(参加費1万円)に 参加される場合には、丸の内時流塾の参加費は無料になります。
http://www.keiei-semi.jp

■定員:50名(定員になり次第締め切らせていただきます)
■主催:経営ゼミナ-ル(ぬりえ美術館内)
■問い合わせ:荒川区町屋4-11-8 TEL:03-3892-5391 
お問い合わせ時間:土・日・祭日除く10:00~17:00
又は info@keiei-semi.jp まで。

投稿者 lefthand : 23:48