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2005年11月28日

12月の時流塾:妻ともっと仲良くするために

●日時:12月19日(月)
●今日、貴方は奥様とどれくらいお話をしましたか?
12月の丸の内時流塾では、熟年世代の夫婦問題について検討をいたします。

●テレビ朝日のドラマ「熟年離婚」
NHKや民法制各社が団塊世代に注目しています。定年問題や教育問題などをテーマにしたドラマやバラエティー番組を制作しています。その背景には、2007年以降に一斉に定年退職していく団塊世代が重要視されているからと思われます。
テレビ朝日の「熟年離婚」では、渡哲也が定年を迎えた日に妻から離婚話を持ちかけられ、理想としていた定年後の生活と現実の隔たりに悩みながらも、きずなを修復しようとする物語でしたが、中高年の姿をリアルに描いたということで、高い視聴率
(18~20%)をとったそうです。特にこの番組を見た層は、50歳以上の男女が多く、中高年の関心が高かったことがわかります。

●熟年世代の夫婦問題について検討
夫婦の問題は、何時の時代でも起こりうる問題にもかかわらず、特に近年、熟年夫婦の問題が一層顕著な社会問題として取り上げられるようになっております。
丸の内時流塾では、なぜ、このような社会現象にまでなっていったのか、その起因を探り、問題に対する対応を考えて行きたいと思います。

●夫の言い分、妻の言い分
昭和63年に制定された「いい夫婦の日」11月22日を取り上げ、選考された理由と説明を考えてみたいと思います。
その後、身近ないくつかの実例における夫の言い分、妻の言いから双方の本音を探り、個々の実例に基づいて、解決の糸口を検討いたします。
今回の講師は、かながわシニア塾の代表である中村寛子氏と同塾会員の志村由紀子氏をお招きして、現代の夫婦問題について解説をしていただきます。
 
12月19日(月)開催の「丸の内時流塾」にご参加いただき、これからのよりよい熟年世代の夫婦関係を築いていきましょう。ご参加をお待ちしています。 

講師略歴
中村寛子氏
1945年福岡に生まれる。国学院大学文学部卒
1987年、宅地建物取引主任者となり、不動産会社に勤務する。
1993年より10年間、国際交流の会にて、外国人の相談窓口業務に係る。
現在、日本語ボランティアの傍ら外国料理の会を主宰。
かながわシニア塾代表

志村 由紀子氏
1949年生まれ 鎌倉市在住
1980年 神奈川県立綜合リハビリセンター看護学校卒業
1980年~94年 看護業務に携わる
1994年~98年 カウンセリング・傾聴力・交流分析・メンタルヘルスなどの専門学を学ぶ。
現在 クリニックに勤務し看護業務
かながわ シニア塾会員

■お申し込み:HPのトップページにあります「例会参加申し込み」 から、
http://www.keiei-semi.jp/ziryu_reikai.htm、又はFAX にて
連絡先(お名前、会社名、住所、電話番号)を明記の上(株)ボスコ 平野まで、お申し込み願います。FAX:03-3498-4201

■日時:2005年12月19日(月)16:00~17:30
■場所:東京銀行協会ビル内 銀行倶楽部 4階3号室 
千代田区丸の内1-3-1(皇居和田蔵門前)
TEL:03-5252-3791
■内容:「妻ともっと仲良くなるために」
■参加費:3000円
*尚、同日時の18時半から開催される経営ゼミナール(参加費1万円)に参加される場合には、丸の内時流塾の参加費は無料になります。http://www.keiei-semi.jp

■定員:50名(定員になり次第締め切らせていただきます)
■主催:経営ゼミナ-ル(ぬりえ美術館内)
■問い合わせ:荒川区町屋4-11-8 TEL:03-3892-5391 
お問い合わせ時間:土・日・祭日除く10:00~17:00
又は info@keiei-semi.jp まで。

投稿者 Master : 18:40 | コメント (48)

2005年11月26日

丸の内時流塾 2005年度 活動記録

2005年度の活動記録です。

丸の内時流塾
3月 南仏アベンヌ温泉の成功から学ぶ
講師:富岡 純一氏
ピエール・ファーブル・ジャポン社社長
元在仏日本大使館一等書記官
4月 フランスの魅力とブランドづくりの実態
講師:富岡 純一氏
ピエール・ファーブル・ジャポン社社長
元在仏日本大使館一等書記官
5月 最近話題のウェブログの
上手な実務展開のコツ
講師:藤崎 治郎氏
科学系博物館プランニングデザイナー
ウェブ・プロデューサー
リブ・デザイン主宰
6月 単位、戸籍、档案
―中国社会の細胞―
講師:王子 明氏
有限会社テクノフロンティア
代表取締役社長
7月 愛知万博会場視察
8月 休会
9月 民主化されるアラブ社会の現状と
今後の方向性
講師:重信 メイ氏
ジャーナリスト
10月休会
11月 BRICs ブラジルを検討する
講師:日垣 昌士氏
エクセルリフォーム代表
12月 妻ともっと仲良くするために
講師:中村 寛子氏・志村 由紀子氏
かながわシニア塾

投稿者 Master : 16:41 | コメント (0)

2005年11月24日

「BRICsブラジルを検討する」での学び

今回の時流塾の感想をアップさせていただきます。

今回の時流塾のテーマはブラジルの今を政治・経済・社会など様々な角度からの情報によって検討することでした。
講師の日垣氏は膨大な資料を集められ、必要な箇所を適切に提供してくださいました。それでもかなりの量でしたが…。そのおかげで、今のブラジルが把握でき、ブラジルの姿が具体的に見えるようになりました。
そのなかで、私が心に残ったのは次のようなことでした。
ブラジルは急速な経済成長を遂げています。現在、ブラジルのGDPは先進国(G6)の8分の1程度ですが、近い将来追いつき、2050年には欧州の国を抜き世界5位くらいにまで成長するだろうと予測されています。しかも上位6位までにBRICs4カ国すべてがランクインするだろうということです。大きい国はパワーが違いますね。
しかし、一人あたりのGDPはなかなか追いつけそうにもないということです。何でだろう?
このカラクリは、国民の貧富の差にあるようです。
いただいた資料によると、2000年現在、ブラジルは、最富裕層10%の所得合計が全所得額に占める割合が51.3%なのだそうです。つまり、全国民のうちのお金持ち上位10%がGDPの半分を稼いでいることになります。そして、この割合は年々上がっているようです。つまり、お金持ちはどんどんお金持ちになり、貧しい人はどんどん貧しくなっていることになります。国民が貧困の問題をかかえ続けているが国としては成長しているということは、国の発展として良い姿なのでしょうか。悩んでしまいます。

しかし、日本もこの流れに向かっていますよね。わが国でも貧富の差はじわじわと広がっています。リストラで職を失う人がいるかと思えば六本木ヒルズのような高級マンションが引っ張りだこという現実があります。黙っていても年齢と共に所得が増え定年になれば年金がもらえるという時代は終わったことがあちこちで感じられます。ですから、他人事と耳学問で済ませず、ブラジルが抱える課題を自分の課題として考えていかなければならない、と心を引き締めさせていただいた今回の講座でした。

丸の内時流塾出席者 田中達也

投稿者 Master : 17:29 | コメント (255)